《 聖典の講座 》
 
『無常迅速 生死の事大なり』

     
第173回  蓮如上人御一代記聞書れんにょしょうにんごいちだいきききがき新釋 更新 2026年1月

 (44) 御暇乞の参詣
 同七年の夏より、また、御違例にて、御座候あひだ、五月七日に、御いとまごひに、聖人へ御まいりありたきとおほせられて、御まいりありたきとおほせられて、 御上洛にて、やがておほせに、信心なきひとにはあふまじきぞ、信をうるものには召てもみたくさふらふ、逢べしと仰なりと云云。
 
 【意訳】
 明応七年の夏から、また 御病気ごびょうきにならせられたので、五月七日に今生の暇乞に御開山聖人の御影前へ御参詣なされたいと仰せられて御上洛になった。
 御上洛になって、すぐに「信心のない人には いたくはおもわぬ、信心いただいているものには召しよせても うてみたい、よろこんで うであろう」と仰せられた。
 【解説】
 蓮如上人が仏祖を 崇敬そうぎょうされたこと、門徒を 撫育ぶいくされた風格が、この一条にもあらわれている。
 とりわけて御開山聖人にはいきていられるようにかしずかれたことが、この御暇乞の御上洛にもうるわしくあらわれている。  



 『蓮如上人御一代記聞書れんにょしょうにんごいちだいきききがき新釋』 
    梅原真隆うめはらしんりゅう
本願寺出版社
電話 075-371-4171
 

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本願寺出版社




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