《 聖典の講座 》
『無常迅速 生死の事大なり』
第79回 |
第一条 弥陀の
誓願不思議に |
更新 |
平成30年3月 |
阿弥陀仏の
誓願の
不可思議なはたらきにお
救いいただいて、
必ず
浄土に
往生するのであると
信じて、
念仏を
称ようという
思いがおこるとき、ただちに
阿弥陀仏は、その
光明の
中に
摂め
決して
捨てないという
利益をお
与えくださるのです。
阿弥陀仏の
本願は
老いも
若きも
善人も
悪人もわけへだてなさいません。
ただ、その本願を
聞きひらく
信心がかなめであると
心得なければなりません。
なぜなら、
深く
重い
罪を
持ち、
激しい
煩悩をかかえて
生きるものを
救おうとしておこされた
願いだからです。
ですから、
本願を
信じる者には
念仏以外のどんな
善もいりません。
念仏よりもすぐれた
善はないからです。
また、どんな
悪も
恐ることはありません。
阿弥陀仏の
本願をさまたげるほどの
悪はないからです。
このように
聖人は
仰せになりました。
※『大きな字の歎異抄』
解説 梯實圓
本願寺出版社 定価:\750(本体\750+税)
電話 075-371-4171
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