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法 話
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【 私の如是我聞 】
第50回
焼香
(
しょうこう
)
の作法
更新
平成27年10月
お
焼香
(
しょうこう
)
は、炭などの
火種
(
ひだね
)
を 灰の中に埋めた香炉を、仏前に安置して お
香
(
こう
)
を
焚
(
た
)
くことです。
それは、いい香りを仏さまにお供養するものですが、また
芳香
(
ほうこう
)
に満ちたお浄土を偲ばせていただく意味も あるといわれています。
お焼香の作法の要点を申しましょう。
まず、
香炉
(
こうろ
)
が置かれてある場所の二、三歩手前で、 仏さまにむかって軽く一礼したあと、前にすすんで
香盒
(
こうごう
)
のふたをとり、お香を一回つまんで焼香します。
香盒
(
こうごう
)
とは、、お香の入った丸形の
器
(
うつわ
)
のことで、とったふたは裏返さずに、器の
右端
(
みぎはし
)
にかけておきます。
またお香を焚くのは一回だけで、つまんだお香は、頭におしいただかないのが作法です。
こうしてお香を焚いたあと、香炉のふたを閉じ、合掌礼拝します。
合掌のときは、かならずお念仏申しましょう。
礼拝が終われば、そのままの向きで二、三歩うしろにしりぞいて、ふたたび仏さまに向かって、軽く一礼します。
なお、立ってお焼香する場合と、
座
(
すわ
)
って行う場合、また
香炉
(
こうろ
)
の置かれている場所や状況によって、作法も若干変わりますが、 基本的には、今申し上げたとおりです。
最後に、
線香
(
せんこう
)
のことにもふれておきましょう。 線香は
粉末
(
ふんまつ
)
にしたお香を、ねり合わせて細長く仕上げたもので、
焼香
(
しょうこう
)
とは異なり、直接点火するものです。
法要に先立って、あらかじめ口の広い
土香炉
(
どごうろ
)
に、適当な長さに折って、横に寝かせるのが、 浄土真宗の作法です。
では最後に、ご一緒にお念仏申しましょう。
南無阿弥陀仏・・・・。
※『朗読法話集(第一集)』(本願寺出版社 1,300円 電話 075-371-4171)
読経だけでなく、少しでも、み教えを味わっていただけるようにとの願いから、本願寺から刊行されました。
※本書は「仏の教え《「浄土真宗の教え《「特別法話《「荘厳・仏事・作法《の四種類に分類しています。一つの法話で ひとつの内容を味わっていただけるよう編集されています。
※ご法座の最後は、「では最後にご一緒にお念仏申しましょう《といって、一同がお念仏を申しながら、 合掌礼拝して終了します。
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