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法 話
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【 私の如是我聞 】
第142回
心を
師
(
し
)
とせざれ
更新
2023年6月
『
心
(
こころ
)
の
師
(
し
)
となることを願いて、
心
(
こころ
)
を
師
(
し
)
とせざれ』
【
涅槃経
(
ねはんきょう
)
】
「勉強するということは、出来ても出来なくても、一日五時間、机の前に坐ることだ《とある学者がいいました。
まことにその通りだと思います。
私たちは、ともすれば「今日は体の調子が悪い《「今日は気分がのらない《などといって、勉強を怠りがちです。
もし、自分の気持ちが完全になるまで待っていたら、いつまでたっても勉強はできないでしょう。
冬は寒い、夏は暑い、春は気候がよすぎる、などといってたら勉強する時間はなくなってしまいます。
ある人は、勉強とは強(し)いて勉(つと)めることだといいました。
まことに面白いことだと思います。
私たちは、とかく自分の何でもない気分や心を大切にしすぎて、かえって自分をそこなっているのです。
心を大切にするということは、決してそのときどきの気分を大事にするということではありません。
それは感傷であって、気分に停滞して少しも進みません。
心といってもいろいろの心があります。
こういうそこはかとなき心の師となるものこそ、ほんとうの心なのです。
心を大事にするとは、そういう心を大事にすることでなければならないと思います。
※『ひかりの言葉』
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