伝道掲示板


声にすがたはなけれど

も 声のまんまが仏な

り 仏は声のお六字に

すがたをかえて我に来

る 声の中なる極楽を

遠しと人や思うらん

念々称名する人は

念々ごとに往生す

浮世の嵐吹けば吹け

まだある筈だ

やって来い

朝な夕な声に来る

南無阿弥陀仏にゃ

叶うまい

*高松悟峰和上