《 聖典の講座 》
 
『無常迅速 生死の事大なり』

  
第86回 第八条 念仏ねんぶつは行者のために、 非行非善ひぎょうひぜんなり 更新 平成30年10月

 念仏ねんぶつは、それを となえるものにとって、 ぎょうでもなく ぜんでもありません。
 念仏ねんぶつは、 自分じぶんのはからいによって おこなうのでないから、 ぎょうではないというのです。
 また、 自分じぶんのはからいによって つとめる ぜんではないから、 ぜんではないというのです。
  念仏ねんぶつは、ただ 阿弥陀仏あみだぶつ本願ほんがんのはたらきなのであって、 自力じりきはなれているから、それを となえるものにとっては、 おこなでもなく ぜんでもないのです。
 このように 聖人しょうにんおおせになりました。



※『大きな字の歎異抄たんにしょう』 
   解説 梯圓かけはしじつえん
本願寺出版社 定価:\750(本体\750+税) 
電話 075-371-4171
 

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今生最後と思うべし 一このたびのこのご縁は 我一人の為と思うべし 一このたびのこのご縁は 初事と思うべし 一このたびのこのご縁は 聴聞の心得


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