☆☆ 法 話 ☆☆
 
【 私の如是我聞 】

第43回 お仏壇は何のために 更新 平成27年3月

 世間には、「お仏壇は死んだ人を、おまつりするところ」と思っているかたがおられるようですが、阿弥陀さまをご安置するところだから 仏壇というのです。
たしかに、亡くなられたかたを、お仏壇で偲ぶことはあります。
それはこの阿弥陀さまの お浄土じょうど往生おうじょう していかれたことを偲ぶという意味があるからです。
しかし、だからといって、死者のために仏壇を安置するわけではありません。
今生きている私どもの、こころの りどころとして安置するのです。
お仏壇を安置するのは、私たちがご本尊の阿弥陀さまを、こころの りどころとして、いつも身近にあおぎ、阿弥陀さまに導かれながら 生活するためです。
人生には、まったく 予期よきしない恐ろしいこと、いやなこと、悲しいこと、みにくいことなど、 さまざまな出来事が起こります。
しかし、どんな状況になろうとも、しっかりとこの私を支え、かならず浄らかな、美しい世界に導き、こころから安らぎを 与えてくださるのが阿弥陀さまです。
私の生きるりどころとなり、勇気と希望と喜びを与えてくださる阿弥陀さま- そのみ仏が私の家にまでお姿をあらわしてくださっている。
それがお仏壇ぶつだんです。
またお仏壇は、私だけでなく、家族みんなのこころの りどころなのです。
お父さんもお母さんも、おじいさんもおばあさんも、そして子どもたちも、阿弥陀さまを仰げば、みんな同じ如来さまの子であることを 味わうことができます。
朝な夕な、必ずお参りをして、一緒におつとめをし、み仏に見守られ、導かれながら生かされていることを確かめましょう。
そして、互いに力を合わせて、お念仏の薫る家庭を築くように努めましょう。
 では最後に、ご一緒にお念仏申しましょう。南無阿弥陀仏・・・・。

※『朗読法話集(第一集)』(本願寺出版社 1,300円 電話 075-371-4171)
読経だけでなく、少しでも、み教えを味わっていただけるようにとの願いから、本願寺から刊行されました。
※本書は「仏の教え」「浄土真宗の教え」「特別法話」「荘厳・仏事・作法」の四種類に分類しています。一つの法話で ひとつの内容を味わっていただけるよう編集されています。
※ご法座の最後は、「では最後にご一緒にお念仏申しましょう」といって、一同がお念仏を申しながら、 合掌礼拝して終了します。


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今生最後と思うべし 一このたびのこのご縁は 我一人の為と思うべし 一このたびのこのご縁は 初事と思うべし 一このたびのこのご縁は 聴聞の心得


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