☆☆ 法 話 ☆☆
 
【 私の如是我聞 】

                   
第33回 チューリップの花(いのちの輝き)更新 平成26年5月


 童謡で「チューリップの花」という歌がありますね。
「咲いた、咲いたチューリップの花が・・・」という、あの歌です。
「ならんだ、ならんだ、赤、白、黄色。どの花みてもきれいだな」と続きます。
 とくにめずらしいことを言っているのではありません。
ただ、赤や白や黄色に咲いた、チューリップの花がきれいだといっているのですが、よく味わってみると、 そこには生き生きと輝く、チューリップの「いのち」が感じられますね。
 赤いチューリップは赤いままでせいいっぱい かがやき、白は白でけんめいに輝いています。
黄色の花も黄色のすばらしさを、花いっぱいにあらわしています。
どの色の花がすぐれていて、どの色の花がおとっているというのではありません。
それぞれの花が、それぞれのもち味を生かして、精いっぱい輝かせているのです。
この「チューリップ」の童謡は、「いのち」のすばらしさをうたっています。
そしてこのチューリップの花よりも、もっともっと美しい、いのち輝く花が満ちあふれているのが、仏さまの国、 お浄土です。 
仏壇ぶつだんに、お花をお供えするのは、このお浄土の 色とりどりの花を思ってのことなのです。
きれいに咲いたお浄土の花の一つひとつには、仏さまの願いが込められているのですよ。
仏さまの願いはどういう願いなのでしょう。
それはね、「顔や形、性格はみんな違っていても、一人ひとりがそれぞれの《いのち》を精いっぱい輝かせてくれよ。
人と違っていることで悲しんだり、淋しがったり、くじけてはいけないよ。
たとえくじけそうになっても、私がちゃんとついているから、安心して精いっぱい、元気をだして生きてくださいよ」 という願いです。
チューリップの花と同じように、みなさん一人ひとり、お念仏を称えながら、赤・白・黄色と、輝くように生きてくださいね。
 では最後に、ご一緒にお念仏申しましょう。南無阿弥陀仏・・・・。

※『朗読法話集(第一集)』(本願寺出版社 1,300円 電話 075-371-4171)
読経だけでなく、少しでも、み教えを味わっていただけるようにとの願いから、本願寺から刊行されました。
※本書は「仏の教え」「浄土真宗の教え」「特別法話」「荘厳・仏事・作法」の四種類に分類しています。一つの法話で ひとつの内容を味わっていただけるよう編集されています。
※ご法座の最後は、「では最後にご一緒にお念仏申しましょう」といって、一同がお念仏を申しながら、 合掌礼拝して終了します。


本願寺
ホームページ
本願寺ホームページにて、本願寺の法話のラジオ放送を本願寺ホームページのウェブサイトで聞けます。
沢山の法話が聞けます。ぜひ一度聞いてみて下さい。
西本願寺ホームページ



今生最後と思うべし 一このたびのこのご縁は 我一人の為と思うべし 一このたびのこのご縁は 初事と思うべし 一このたびのこのご縁は 聴聞の心得


トップページへ   法話に戻る   書庫をみる